テレビでプロスポーツ中継を「あの場面はああした方がいい」「この選手はここがダメだ」と言いながら観ていると、解説をしている元プロ選手のコメントと大体同じことを言っている自分がいることに気づく。
どの分野でもそうだが、外部の人間が客観的に観て思ったことや感じることを論評することは案外容易く、的を得ていることも多い。(その分野をかじっていた経験があるなら尚更だ)
だが、ほんとうに難しいのは実際に「やれるか」だ。
プロの選手でもない私にやれるわけがない。
長年培ってきた経験と、血の滲むような努力や研鑽があってはじめて「やれるかどうか」の域に達するのだ。
言うは易く行うは難し。
もっと大きなリスペクトを持って観よう。そう自分を戒める。